日中友好の掛け橋として、中国から友友(ユウユウ)と洋洋(ヤンヤン)が寄贈されたのは、
1999年(平成11年)のことです。関係者の努力が実り、4ヶ月で優優(ユウユウ)が誕生し、その後、次々に誕生し、2006年(平成18年)6月には99羽に増えております。
トキは、蛙、小魚、昆虫などを食べますが、人工繁殖を行っている佐渡のトキ保護センターでは、人工飼料とドジョウが与えられています。
ドジョウは人工増殖が困難で採算性が低く、購入されているものは、水田や小川で自然繁殖したもの、残留農薬等の心配がある海外産の輸入ドジョウが多くなります。
これには、3つの問題があります。
1番目は、そのドジョウが育っている水田や小川の環境です。農薬や生活排水などの影響が、
ドジョウに蓄積し、ひ弱なトキに悪い影響を与える可能性があります。
2番目は、トキを自然の中に放鳥して野生化するまでの長い間、人が餌を与え続けなければ
なりません。このため、安全なドジョウを、長期間にわたり安定供給できる体制を早急に確立することが必要です。
3番目は、トキを放鳥して野生化するためには、対象地域の農家の協力を得て、低農薬や無農薬栽培を進めるとともに、トキ保護の支援団体等と協力して佐渡産ドジョウの稚魚の放流など繁殖支援策を講じ、安全なで豊富な餌場環境をつくる必要があります。
そこで、平成13年に有志が集いこの問題を議論し、、平成14年に現地佐渡市相川二見に実験水槽を設置し、旧新穂村とその周辺で採取した佐渡産ドジョウを使って、養殖実験を開始しました。
